毎年恒例の「納涼会」は……

8月23日、待ちに待った夏季恒例の納涼会が行われました。
例年は会員企業のご厚意で、『隅田川BBQと東京湾クルージング』という夢のような企画が催されるのですが、今年は諸事情によりプログラムを変更。初の舞台となったのはココ。

中央区明石町にそびえ立つ聖路加ガーデンの47F、Restaurant LUKEで行いました。当日は昼間、都内各所ゲリラ豪雨に見舞われ、折角の夜景が見られないかと冷や冷やしました。まだまだ曇っています。

隅田川沿い、東京湾にもほど近い築地・月島エリアに立地する聖路加ガーデン。地上221m、47Fのレストラン内に設けられたオープンテラスからの眺望はまさに絶景です。天井の高い開放的な空間で堪能する「モダンインターナショナルキュイジーヌ」が人気で、週末にはレストランウェディングも行われるそう。空気が澄む冬場には、テラスから東京タワー越しにちょうど富士山を望むことができます。デート以外でも、カメラを趣味とする人にとって一度は訪れたいスポットです。
そんなデートなどとはほど遠い“男子会”は、宍戸チェアマンのあいさつで幕を開けました。料理と共に、時に料理を置き去りにして、まだ日が沈まないうちからビール、ワイン、ウィスキーと皆のグラスはどんどん進みます。

そうこうしているうちにようやく日も暮れ、夜景を眺めようと三々五々デッキに進みます。
まずは、築地市場と銀座の高層ビル群越しの東京タワー。高さ634mの東京スカイツリーの半分の高さ、電波塔としての役目を終えた後でも、このフォルムと存在感はやはり色あせず私たちの心を高揚させてくれます。

続いては、昼間に降った雨の影響で雲が立ちこめ、残念ながら上部が隠れてしまった東京スカイツリー。右下には永代橋や清洲橋、隅田川をゆく観覧船も見えます。

次はお台場と東京湾方面。写真中央に丸く輝いているのがお台場の観覧車で、その手前は近年急速に開発が進む人気のベイエリア、晴海地区です。昨年2月に開通した東京ゲートブリッジが、左の蒼い一筋として見ることができます。

東京タワーに新宿高層ビル群、スカイツリーにお台場と、東京を一望する夜景に大興奮。今日のこの感動をどうにか記録しようと、おのおのスマホを構え格闘しますが、皆さんも経験がある通り夜景の撮影や特に夜景+人物を同時におさめるのは、「夜景撮影モード」などカメラ特有の機能を活用しない限り至難の業。まだまだ格闘する人、諦めて記憶に留める人、今日は地方から来たのだと嬉しそうに眺望に目を輝かせるほかのお客さんに夜景を説明する人と、自由に時間を過ごしました。

地上221mを吹く風は昼間のそれと異なりとても心地よく、まとわりつくような湿気もありません。おいしい食事とお酒と共に、開放的な空間で誰もが東京の夜景に酔いしれた納涼会となりました。