7月の勉強会報告

任意団体Viepsは7月18日、東京都中央区銀座の中小企業会館で月例勉強会を開催。15人が参加しました。

今回の講師は、㈱エンディング総研の小泉悟志社長。「業種の壁を崩してガッチリ、独自の経営戦略」と題して、小泉社長自らコーディネーターとなってディスカッションを行いつつ、マーケティングの重要性を説きました。

小泉社長は「ビジネス展開は、販売面での発想に基づき、製品やサービスを考えるべき。薄利多売を辞め、代わりに困っている顧客を多く探し出して解決すれば、業績はおのずと伸びるもの。その第一歩がマーケティングです」と体系づけて持論を展開しました。

また、マーケティングの実践によって業績がアップした3社を紹介。

いずれも業界外のビジネスモデルを取り込むことで成功を収めており、中でも九州のクリーニングチェーンは、警備会社のような管理体制を構築することで、顧客の満足度向上を果たしていると説明しました。

小泉社長は「よく〝当業界は特殊だから〟との話を聞きますが、大切なのは他業界の成功例を学び、自社のビジネスに有効活用すること。それに気付いた人だけが、多くのチャンスを得られるものです」と締めくくりました。