定期総会を行いました

任意団体ヴィープス(宍戸伊助チェアマン)は2月19日、東京都中央区銀座の中小企業会館で「第15回定期総会」を開催しました。

40人(委任状含む)が出席した総会は、運営委員の木原一裕氏を議長に選出して審議を開始。上程された全5議案をすべて可決・承認しました。

このうち、前年度の活動報告(1号議案)では、ヴィープス組織以来初となる年間テーマを設定しての勉強会を実践したことに言及。ひめの企画の姫野裕基代表によるマーケティング概論を、全6回にわたって実施し、体系的に要点を修学したことを振り返りました。

また今年度の事業計画(3号議案)では、ヴィープス会員外も参加することができる2年振りの「オープンセミナー」の開催を決議。前回の東京・麹町から今回は舞台を京都に移し、9月にラベル印刷会社社長を招いて人事評価や人材育成による「パネルセッション」を企画していく方針を固めました。

このほか、月例勉強会で▽ビジネス向けメンタルトレーニング▽知的財産経営▽パッケージデザイン概論▽デザイン経営、といったカリキュラムを実践していくことを確認しました。

前期でマーケティング概論を学び、今期は経営に有用な知識を修めていきます。今期もヴィープスにご期待ください。体験参加、大歓迎です。いつでもお待ちしています。

宍戸チェアマン
あいさつ要旨

2019年は一昨年に引き続き、台風や豪雨などの自然災害が猛威を振るった一年となりました。まずもって、被災された皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。

さて、昨年は元号が「平成」から「令和」へと変わり、新時代の幕が開きました。国内経済を振り返ってみますと、大企業は過去最高の収益を計上するなどその意味では好景気と言えますが、われわれ中小企業にその余波はなかなかおよんできません。むしろ、原材料等の価格高騰に悩まされている状況にあります。

2020年は十二支の子年です。子年は「さまざまなことが新しく始まる局面」と言われています。それは同時に「変化の多い一年」であることも意味します。

経営者は、こうした新たな局面に対応できる人材の活用と育成に取り組むことで、軸となる価値観を確立していけるのではないでしょうか。

ヴィープスは今期も引き続き、新規テーマを取り入れながら、会員企業にとって有益な情報発信や勉強会を企画していきます。