7月の勉強会報告

Viepsは7月15日、東京都中央区の都中小企業会館で、㈱アイマム取締役の金城殊紀氏を講師に招き、「 脳科学を土台にした心理学、NLP(神経言語プログラミング)」をテーマとした講演会を開催しました。

25人が参加した講演会は、宍戸チェアマンのあいさつに続いて、金城氏を講師として推薦した松浦保が、同氏の紹介を行い、「彼の講演を実際に聴講し、自分の内面にある意識が大きく変化したと感じている」とコメントしました。
講演では、金城氏が最初にNLPについて「米国で活用されていた心理学のテクニックを脳科学の見知からまとめたもの」と紹介したあと、参加者に対して「プログラミング」の内容を解説。実際に、参加者たちは『後出しでわざと負けるじゃんけん』を体験し、その難しさを理解しました。実際にやってみると、本当に難しいことが分かります。
これを踏まえて、金城氏は「人間は、自己認識が固定化するまでの14歳までの経験に基づいて状況理解するため、自身の想像から逸脱する事象が発生した場合、著しく不安感に陥るものの、かつての経験に基づく行動パターンに照合し、心の安定を保つもの」と説明しました。
また、金城氏は「人間はコミュニケーションを図るにあたり、危機に直面した際に、『闘争』か『逃走』のいずれかを選択するものです。つまり、コミュニケーションは痛みが伴うものであり、それを克服することで大きな成長を遂げるのです。皆さんは社内で上司の立場にあるかと思うが、もし部下に指示を出すならば、“部下に安心の場を与える”努力をすべき」とコメントしました。

さらに、コミュニケーションの現場では、基本的に「互いに理解し合っていない」ことを前提にとらえ、慎重に相手の経験を聞き出す努力を心がけるべきである点を強調。
また、自身も「常に不安な立場にある」ことを認識しつつ、相手から理解されていないことによって起こる『自分に対する非難』を恐れることなく、考えを深化することができる者がリーダーにふさわしいと締めくくりました。

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